旅メモ ~旅について思うがままに考える~

元鉄道マンの視点から、旅と交通について思うがままに考えたことを紹介します。

ホワイトデー 恐ろしい?後の祭り

今週のお題「ホワイトデー」

 今週のお題は「ホワイトデー」ということですね。
 いやはや、なかなか難儀な(?)話題ですな(笑)

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 若い頃は技術職だったので、勤め先にはほとんど女性はいなかったせいか、バレンタインデーやホワイトデーにはあまり縁がなかったので、この時期にテレビでホワイトデー関連のCMや話題が出ても…

「ほえ~~~???」

 というぐらい、他人事でした。
 いいんだか悪いんだか、とにかく財布も寒くならずには済んでいましたけど(;´Д`)

 ところが、SE時代に逆出向で親会社に勤め先が変わった年からそうもいかなくなって焦りました。
 所属は営業部隊のいるところだったのですが、当然そこには事務方の女性がたくさんいました。で、ざっと200人はいる支社だったのですが、その中で専門のSEは私一人だけ。
 事務作業に使うPCで一度トラブル発生!となると、内線電話がかかってくればそのフットワークの軽さを生かして即対応ッ!なんて毎日だったので、自分で言うのもなんですが、女性陣には頼られる存在でした(^^ゞ

一家に一台じゃないけど、一課に一人いてほしい~」

 なんて、上役の人からも最前線に立つ営業職の方からも、そして事務方の女性陣からも言われてました。
 そんなこんなで、2月14日が来ると女性陣から、

「いつもありがとうございます。ほんの気持ちです」

 と、たくさんのバレンタインデーを頂きました。

 わお!嬉しいな!人生でこんなにもらったの、今までになかったなぁ~(*´∀`*)

 なんて、浮かれていると、デスクを並べている同じ部署の同僚から、

「そんなに貰ったの!?モテる男は辛いね~」

 と一言。

 いえ、モテてるわけではなくて、普段のほんのお返しだったのですけど。

 ん?ナニが辛いんだ!?

「ホワイトデー、たくさんお返ししないと女性陣を敵に回すことになるよ」

 同僚は意地の悪そうな笑みを浮かべて私に言いました。

 そうか!?お返し、ホワイトデーがあったんだΣ( ̄□ ̄;)

 いきなり現実に戻されて顔が真っ白になりましたが、気持ちとはいえちゃんとお返ししないわけにはいきません。
 もちろん、そのままスルーする手もあったのでしょうが、生来そういうことには生真面目(?)に応える性格だったので、やはりホワイトデーには日頃の感謝をこめてお返ししないわけにはいきません。
 それに、スルーしてやり過ごしては男が廃る!ってもんです ←勝手にそう思い込んでいるだけですが(笑)

 さぁ~タイムリミットは1か月もないぞ!
 おまけに2月は28日までしかないから、4週間キッカリしか残された時間はありません。

 その日から、仕事帰りにホワイトデーには何を贈ればいいのかとお店を覗いちゃぁ悩み、ワゴンセールに立ち寄っては悩みの毎日( ̄∇ ̄)

 いえ、気持ちのお返しなんですから、それなりでいい筈なんですが、何せこれまでそういった経験がなかったので、情けない話、何をどうすればいいのかわからなかったんです(; ̄O ̄)

 なんだかんだでそれなりにいいモノを買い揃えて、ホワイトデーまでには準備が整いました。
 めでたしめでたし♪

 で、終わらなかったんです…(T^T)

 当日になって発覚したのは…

 いつ、どのタイミングで渡せばいいんだぁぁぁΣ( ̄□ ̄;)

 あまりに経験がなさ過ぎ、我ながらますます情けなくなりました。

 そりゃぁそうでしょう。高校は工業高校でほぼ男ばかり。高校を出て鉄道マンになり、その後ハイヤーのドライバー、そしてシステムエンジニア。どこもかしこも男ばかりの勤め先だったんですから(; ̄O ̄)

 まさか出勤早々、サンタみたいに配り歩くのも変な話です。
 が、そのまま手元に置いておいても仕方がないので、

 ある作戦を思いつきました!
 それは…

 各部署にコンピュータの調子はどう?と、メンテナンスをしながら渡すという作戦です。

「お疲れさまです!今日のPCの調子はどう?」
「あ、お疲れさまです。今日のところは大丈夫みたいですよ」

 なんて会話を交わしながら、「それはよかった。何か困ったらいつでも電話してくださいね」といつもの調子で言ったあとに、

「そうそう、この間はありがとうございました。これはほんの御礼です」

 と、去り際に渡しては自分の部署に戻り、ちょっと仕事をすると、また別の部署へ行っては同じことの繰り返し。
 結局、全部渡し終えるのに、ほぼ一日かかってしまいました。

 そして…

 帰るときに課長が私を呼び止めて、

「今日はあまりいなかったけど、トラブルが多かったのかい?」

 まさに鋭い直撃弾を食らってしまいました(+。+)アチャー。
 もちろん、この日はトラブルなど皆無でした。

「あ、いろいろと気になることがあったので、調べて回っていたんですよ」

 我ながら、よくもまあ、こんな出任せを言えたもんだと感心してしまいます。
 が!見ている人は見ていたんです。私の行動の一部始終を。
 同じ部署の女性が一言。

「そうじゃないよね~。今日はホワイトデーのお返しに忙しかったんでしょう?」

 再び直撃弾を食らった私(;´Д`)
 もはや言い逃れなどできません。
 こうなると顔面には乾いた笑いが、全身には冷や汗がながれていました。
 もちろん、仕事には影響を出していないのですが、そうとはいえやはりねぇ、恥ずかしいのと勤務中らしからぬ行動なので…。

「そうか、モテる男は辛いなぁ」

 いえ、モテるんじゃないんです。すべて義理なんですから~(T^T)

 なんて私の心の叫びなど知る由もない課長はニヤニヤしながら、私の顔を見て言いました。

 ホッ。なんとかやり過ごせそうだ。
 叱られずに済みそうだったので安堵したのも束の間、

「よし、今夜は飲みに行くぞ。モテる男の話を酒の肴にしよう!」

 マジかぁぁぁぁ!!

 ホワイトデーのミッションは無事に終わっても、この年のホワイトデーの夜、私は酒の肴になりたくさんつつかれてしまいました( ̄∇ ̄;;;)

 

 まだ20代半ば過ぎの若かりし頃、何でも知っているしできる!なんて思い込みも甚だしい、経験の少なかったホワイトデーの思い出でした(;´д`)