旅メモ ~旅について思うがままに考える~

元鉄道マンの視点から、旅と交通について思うがままに考えたことを紹介します。

JR北海道

さらば札沼線末端区間【4】 《鉄路探訪》かつての「赤字83線」から、都市圏輸送を担う電化路線へと進化する鉄道・札沼線

桑園-新琴似(2) 下手稲通りと呼ばれる県道をオーバーパスすると、列車は八軒駅に到着する。 八軒駅は相対式2面2線で、およそ地方交通線の非電化区間の駅とは思えない、都会的な造りの駅だ。しかも、桑園駅は函館本線と並走しているので高架駅であるこ…

さらば札沼線末端区間【3】 《鉄路探訪》かつての「赤字83線」から、都市圏輸送を担う電化路線へと進化する鉄道・札沼線

桑園-新琴似(1) 札幌駅を発車すると、函館本線と同じ高架線上を走っていくことになる。複々線になっているように見えるが、実際には函館本線が複線で、札沼線は単線になっている。函館本線の上り本線と下り本線の間に長い引き上げ線が設けられているので…

さらば札沼線末端区間【2】 《鉄路探訪》かつての「赤字83線」から、都市圏輸送を担う電化路線へと進化する鉄道・札沼線

その1 札幌-桑園(2) 札沼線の起点は、路線名称からも分かるとおり札幌駅である。札幌駅に降り立つのは、実にこれで4度目だ。前回は2008年の冬と夏で、その前は2005年と2004年だった。秋から冬に北海道を訪れることが多く、どういうわけか夏などの季節…

さらば札沼線末端区間【1】 《鉄路探訪》かつての「赤字83線」から、都市圏輸送を担う電化路線へと進化する鉄道・札沼線

新型コロナウイルスの感染拡大は、日に日に収束とは真逆の方向へとひた走り続けています。4月16日の夜には、緊急事態宣言が全都道府県に広がりました。新たな感染者の増加と、犠牲者をこれ以上出さないための重要な措置です。 それは北海道でも同様でした…

消えゆく「国鉄形」 極寒・北の大地を駆け抜けたディーゼル特急

2018年のダイヤ改正まで残すところ2日になりました。 ダイヤ改正の度に、列車の増発や運転時間の見直しなど、利用者のニーズに合わせたダイヤになるようにするとともに、できるだけ効率のよい運用ができるように、各社のダイヤ担当者は苦心しているようです。…

夜行列車の考察 ~商品価値を重視した対北海道列車~ その1

青函トンネル開通が夜行列車の大きな転機に 「商品としての価値」を失った対九州方面の夜行列車。 1970年代に設計・製造された老朽化が進行し、サービス水準も陳腐化していく車両で、高い運賃とあまりにも長い所要時間で、他の交通機関から利用者を奪われつ…