今週のお題「星に願いを」
今日は七夕ですね。
なぜか、七夕の日は天気がよくないことが多いです。今年は特に、「これまでに経験がない豪雨」にも襲われています。私が今年の七夕で星に願いを託するのであれば、
「これ以上被害が出ないように、一分一秒でも早く大雨が終わってほしい」
ということです。
ところで、もう15年近くも前のお話ですが、仕事で子どもたちに七夕のお願いを書いてもらいました。勤め先の近所にある山から竹をいただいてきて、短冊に書いた「お願い」を飾り付けたものです。
いまではこのようなことはしなくなってしまいました。
理由はいろいろとあって、竹が手に入りにくくなってしまったとか、このような季節の行事を取る時間がなくなったとか、七夕自体が宗教的意味合いがあってするべきでないとか・・・まあ、いろいろなんです。
個人的には世知辛い世の中になったものだと思うのですが。
その当時の子どもたちが書いた「願い事」の中に、とても印象的なものがありました。
それは、とてもなかよしの4人組の子どもたちが書いたもの。
「大人になっても、4人が一緒に笑顔でいられますように」
「ずっと、家族みんなが幸せで笑顔でいられますように」
というものです。
子どもといっても、子どもたちなりにいろいろと考えるのでしょう。
思わず、胸に迫るものがありました。
先日、偶然にも買い物に行った先で、その4人組の1人と会いました。
アルバイトで働いていたのでしょう、カウンター越しに見た「教え子」はとても忙しそうにしていました。
でも、社会に出て、一生懸命に仕事をし、活躍する姿を見られるというのは、教えた者としては嬉しい限りです。
その時、ふと思いました。
いまも4人は仲良くしているのだろうか?
あのとき書いた「お願い」はどうなったのでしょう?
もしも叶っているのなら、とっても嬉しい話ですし、そうあってほしいと思います。
とはいえ、先に生きている身としては、教えた子たちが笑顔で幸せに生きていてくれていることが「お願い」になるでしょうね。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。