旅メモ ~旅について思うがままに考える~

元鉄道マンの視点から、旅と交通について思うがままに考えたことを紹介します。

2018年 ブログのふりかえり

広告

 いつも拙筆のブログをお読みいただき、ありがとうございます。また、今年1年間、お付き合いいただいたこと、とても嬉しくそして感謝しております。

 さて、「1年の計は元旦にあり」という言葉がありますが、これは年の初めのこと。年の終いにはやはり「ふりかえり」が大事だと思います。仕事柄、活動の終わりには必ず「ふりかえり」をして、よかったことや改善することなどを考えるように、教え子たちに話しているので、私も「ふりかえり」をして1年間をまとめていきたいと思います。

 今回も最後までお付き合いください。

 

アクセス数10位
 悲運のハイパワー機 期待を一身に背負ったはずが【3】

 鉄道史上稀に見る超強力機として開発され、期待を一身に背負って登場したEF200形は、民営化後にJR貨物が初めて開発した電気機関車でした。その誕生までの経緯と、今日にまでに至る生い立ちを綴った3回目は、夜ごと試運転をするものの、期待とは裏腹に多くの課題が発見されたお話です。

blog.railroad-traveler.info

アクセス数9位
 悲運のハイパワー機 期待を一身に背負ったはずが【5】

 10位のお話と同じく、超強力機であるEF200形を取り上げたシリーズの5回目です。
 この回では、2000年代後半から2010年代前半の動向を中心に綴りました。総勢21両がつくられましたが、いまや数両が車籍をもちつづけるも、既に定期的なお仕事を失い、留置線に留め置かれたままの日々。多くの方に関心を持っていただけたようです。

blog.railroad-traveler.info

アクセス数8位
 夜行列車の考察 ~なぜ、JRは積極策に出なかったのか~

 当ブログで栄えある最初の記事「夜行列車の考察」シリーズです。
 かつては大都市と全国の主要都市を結んでいた夜行列車。新幹線網の発達や、利用者の減少などで次々に廃止されていきました。この記事では、鉄道マンであった私の経験などをもとに、夜行列車について考察し提言をしていきました。

blog.railroad-traveler.info

アクセス数7位
 豪雨災害で物流の寸断が続く山陽本線、貨物列車の迂回運転実施へ

 2018年は、大きな豪雨災害が相次いだ年でもありました。その中で、鉄道も大きな被害を受け、物流の大動脈でもある山陽本線が長期に渡り寸断されたのは記憶に新しいところです。
 物流を支える鉄道貨物輸送も、長期に渡り運転ができない状態が続きましたが、迂回運転を実施することについて、貨物輸送に携わった筆者の経験と知識をもとにしたお話です。

blog.railroad-traveler.info

アクセス数6位
 夜行列車の考察 ~長距離夜行の需要はなくなったのか~

 8位となった記事と同じシリーズで、夜行列車がほぼ壊滅した今日において、その需要は本当になくなったのかを、高速夜行バスの盛況ぶりをはじめ、他の交通機関の実態などから考察しました。

blog.railroad-traveler.info

アクセス数5位
 悲運のハイパワー機 期待を一身に背負ったはずが【1】

 JR貨物が民営化後に開発したハイパワー機関車EF200形のお話の1回目です。
 すでに多くが廃車となり、残った数両も定期的なお仕事を失い、その動向が注目されるのでしょうか、たくさんの方に興味をお持ちいただけたようです。

blog.railroad-traveler.info

アクセス数4位
 シリーズ「駅弁」の旅 中央本線甲府駅甲州赤ワインステーキ弁当」

 時折、駅弁を買ってきては食べてみて、それを記事にしているシリーズです。
 この甲府駅の「甲州赤ワインステーキ弁当」は、たくさんの方に関心を持っていただけたようで、とても嬉しい限りです。ちなみに、この駅弁を食べたいがために、わざわざ甲府駅まで買いに行きました(笑)

blog.railroad-traveler.info

アクセス数3位
 消えゆく「国鉄形」 痛勤ラッシュを支え続けて【9】

 21世紀に入ってそろそろ20年が経とうとしていますが、いよいよJR線から「国鉄形」が姿を消そうとしています。その中でも、通勤形電車はおそらく多くの人が乗られたのではないでしょうか。
 そのシリーズの9回目ですが、この記事がなんと7月に書いていたとは驚きでした。最終回はつい先日終わったばかりでしたから(;´Д`)

blog.railroad-traveler.info

アクセス数2位
 消えゆく「国鉄形」 海底トンネルを走り抜けた銀釜

 やはりこの記事が上位にくることは予想していましたが、驚いているのは公開したのが3月で、アクセス数自体が多くなったのは10月以降ということです。
 ステンレス車体をもった機関車、EF81 300番代はつくられたのは4両だけで、それも今日では303号機が1両だけ残って頑張っています。それ故に、多くの方がその動向に注目されているのでしょう、この記事にも関心をお持ちいただけたようです。

blog.railroad-traveler.info

アクセス数1位
 豪雨災害で運転見合わせの貨物列車、山陰本線で迂回運転を計画 ~その課題と解決策を考える~

 岡山県広島県を中心に、中国・四国地方を襲った平成30年7月豪雨は、日本の大動脈でもある山陽本線にも大きな被害をもたらしました。そして、長期に渡り列車の運転が不可能になるという異常な事態に、JRは早期の復旧を目指すとともに、早くも迂回輸送を計画しました。
 多くの方が注目した山陰本線を経由した迂回運転。その計画ははたして実行可能なのか、実行するとなれば課題はなにか、その解決策は? 鉄道貨物輸送に携わった筆者の経験と知識をもとに、レポートしたこの記事は、10月上旬頃まで多くのかたにお読みいただいた記事でした。

blog.railroad-traveler.info 

 ちなみに、この迂回運転は8月29日から始められました。様々な制約があった中で、これだけ早期に運転を実現できたのは、多くの鉄道マンの努力の賜物だと思います。その迂回運転の実際については、こちらの本に詳細が載っています。

j train (ジェイ トレイン) 2019年1月号

j train (ジェイ トレイン) 2019年1月号

 

  いかがでしたでしょうか。

 やはり車両を取り上げた記事が多くの方にお読みいただいているようです。特に消滅まで間がない形式にスポットを開けた記事は、その動向が気になるのでしょうか、たくさんの方のアクセスがあるようです。

 また、2018年に襲った記録的な豪雨災害に関連した記事も、注目された物の一つだと思います。

 本格的にブログの記事を執筆して更新するようになったのは、実は2月に入ってからのことでした。ふりかえって見ると、「よくもまあ、ここまで続けてきたものだ」と、我ながら感心してしまいます。
 何事も「継続は力なり」ではありませんが、可能な限り続けていきたいと思います。

 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。