2025-01-01から1年間の記事一覧
いつも拙筆のブログをお読みいただき、ありがとうございます。 鉄道が陸上交通の主役であった時代、国鉄はもちろんのこと、多くの私鉄でも貨物輸送が行われていました。例えば北関東に広大な路線網をもつ東武鉄道は、栃木県南部の佐野市にある葛生駅から多く…
《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info トラックでも運ぶことが難しいとされた大型板ガラスを長距離輸送できる貨車として、関係者の期待を背負って登場したものの、連結器の緩衝器の性能不足が仇になって使用停止の憂き目に遭うのは、まさに不運…
《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info 車体側面にはプレス鋼板製のあおり戸も設けられたことも、無蓋車としての体裁を成していました。とはいえ、魚腹形の台枠にデッキのある外観は、無蓋車としては特異なものであったことは間違いなく、加えて…
いつも拙筆のブログをお読みいただき、ありがとうございます。 鉄道貨物輸送が華やかし頃、実に様々な物を貨車に載せて運んでいました。今では到底考えられないような物まで、貨車に乗せて運ぼうとする試みは古くからあり、中には発想こそはよかったけれど、…
《この記事、これまでは》 blog.railroad-traveler.info blog.railroad-traveler.info blog.railroad-traveler.info blog.railroad-traveler.info blog.railroad-traveler.info blog.railroad-traveler.info blog.railroad-traveler.info 2006年になると、冬…
《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info 1976年になると、北海道で本来の役割を担うことのないまま、細々と補機運用に使われていた1号機にも、ようやく本来の能力を発揮する機会が巡ってきたかに見えました。秋田の新庄機関区に配置転換となり、…
《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info 1965年に製造されたDD51形1号機と2号機の2両は、当初の計画通りに本州日本海沿岸の豪雪地帯である新潟地区に配置されました。1号機は1月に、2号機は12月に落成していますが、詳しい資料がないのであくまで…
《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info DD53形は除雪用ディーゼル機なので、除雪装置となるロータリヘッドへ動力を供給するため、エンジンからシャフトを接続できる構造でした。このシャフトは機器室内に設置されたエンジンに接続された液体変速…
新年おめでとうございます。 昨年も、当ブログをご愛読いただきまして、誠にありがとうございました。 本年も引き続きよろしくお願い申し上げます。 さて、2024年は交通機関にとって、波乱に満ちた1年だったといっても過言ではないでしょう。1月2日の夕方に…