旅メモ ~旅について思うがままに考える~

元鉄道マンの視点から、旅と交通について思うがままに考えたことを紹介します。

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

この本を見つけたよ! ちょっとだけ「鉄分」の入った絵本たち2

今週のお題「読書の秋」 今週のお題の記事、調子に乗ってもう一つお届けします(笑) さて、前回は「鉄分」の入った絵本を2点、ご紹介しました。今回も「鉄分」がちょっとだけ・・・いえ、ふんだんに入った絵本をご紹介します。最後までお付き合い頂けると嬉し…

もう一つの鉄道員 ~影で「安全輸送」を支えた地上勤務の鉄道員~ 第二章 見えざる「安全輸送を支える」仕事・地上だけでなく作業は高いところでも【3】

地上だけでなく作業は高いところでも【3】 同じ高所での作業といえば、もう一つ忘れてはならないことがあった。 電車線の吊下線やビームが5mなら、広い貨物駅構内を照らす投光器が取り付けられた鉄塔はというとなんと30mもある。 え?そんな高いところに…

走り抜ける「昭和の鉄道」 マルーンの艶やかさは移籍先でも・能勢電鉄1500系(Ⅱ)

マルーンの艶やかさは移籍先でも・能勢電鉄1500系(Ⅱ) 阪急電鉄での勤めを終えた2100系は、正面に少しだけ手を加えられて子会社である能勢電鉄へと籍を移しました。ちょうど長く勤めた会社で定年になり、残りの勤めを子会社へ出向したり転籍したりするサラ…

11月第4週のふりかえり

こんばんは。 いつも拙筆のブログをお読みいただき、ありがとうございます。おかげさまで先週もたくさんの方にお読みいただきました。 11月もいよいよ後半に入り、寒さも日に日に厳しさを増しつつあります。今年の冬は例年よりも寒くなるのが少し遅いようで…

ねえねえ、これ読んで~! ちょっとだけ「鉄分」の入った絵本たち

今週のお題「読書の秋」 本を読むというのは、意外にもたくさんのよいことがありますね。 例えば「語彙力」を高めたり、漢字の使途を理解できたりするなど。 もちろん、小さい頃から本に親しむ習慣があると、成長していくなかでも本を読む習慣が自然に身につ…

消えゆく「国鉄形」 痛勤ラッシュを支え続けて【29】

「うぐいす色」は山手線だけではない 古都を結んだ103系電車【2】 関西圏のうぐいす色の103系電車は、関西線のほかに奈良線でも走りました。いえ、過去形ではなくこの記事を書いている2018年11月現在も、残り僅かとはいえ後進の205系電車とともに古都を結ぶ…

もう一つの鉄道員 ~影で「安全輸送」を支えた地上勤務の鉄道員~ 第二章 見えざる「安全輸送を支える」仕事・地上だけでなく作業は高いところでも【2】

地上だけでなく作業は高いところでも【2】 架線に立てかけて昇る梯子、長さは軽く5mはあり、しかもこの当時もっとも多く使われていたのは竹製だったので、重さもそれなりにあった。今ではグラスファイバーでできた軽くて丈夫な優れ物がほとんどだが、お値…

授業中も隠れて読むほど夢中にさせられた小説

今週のお題「読書の秋」 11月も半ばを過ぎてすっかり涼しく・・・いえ、寒くなってきました。 これだけ気温も下がると、読書をするのにも集中しやすくていいものです。 読書といえば、もう30年近く昔のこと。高校時代に夢中になって読み込んだ小説がありました…

ちょっとお知らせです

この度ご縁がありまして、雑誌の記事を執筆する機会を頂戴いたしました。中身についてはここではお話できないのが残念ですが・・・

走り抜ける「昭和の鉄道」 マルーンの艶やかさは移籍先でも・能勢電鉄1500系(Ⅰ)

マルーンの艶やかさは移籍先でも・能勢電鉄1500系(Ⅰ) 大都市で過酷な通勤ラッシュを支えて走り続けた鉄道車両も、月日が経ち新たにつくられてやってくる後輩が増えると、その役目を終えて引退していきます。多くはその功績を称えられつつも、車両工場など…

11月第3週のふりかえり

いつも拙筆のブログをお読みいただきありがとうございます。 早いもので11月も半分が終わり後半に入ってしまいました。 ようやく秋らしい陽気になりましたが、その分朝晩の冷え込みは日に日に厳しくなってきています。 寒い朝は布団から抜け出すのが一苦労し…

もう一つの鉄道員 ~影で「安全輸送」を支えた地上勤務の鉄道員~ 第二章 見えざる「安全輸送を支える」仕事・地上だけでなく作業は高いところでも【1】

地上だけでなく作業は高いところでも【1】 線路際で働く鉄道マンの仕事の多くは、保線や信号、通信設備といった地上にあるものを相手にしている。ところが、同じ電気区の仕事でも電車線と電力の分野は地上だけではなく、高いところへと上がっていって作業を…

走り抜ける「昭和の鉄道」 21世紀にも通じる車両の始祖・東急7700系(Ⅱ)

日本で最初のオールステンレス車、東急電鉄7000系電車の電気機器を新しいものに取り替え、池上線と目蒲線(後に多摩川線)で3両編成という短い編成を組んで、東京の城南地域の住宅街を走り続けた7700系電車。 骨組みから台枠、そして車体に至るまで構造上や…

11月第2週のふりかえり

いつも拙筆のブログをお読みいただきありがとうございます。 おかげさまで11月第2週も多くの皆さまにお読みいただくことができました。 11月も2週目に入りすっかり秋めいてきたかと思えば、気温が高い日が続いていました。とはいえ、雲が少ない青空が広が…

都心から30分 都会の中にある自然豊かな紅葉スポット

今週のお題「紅葉」 もうそんな季節なんですね。 紅葉が始まると日に日に気温も下がりますが、真っ赤に染まったときには年の瀬まで残り僅かだなぁ、なんて考えてしまいます。 紅葉を見に山のあるところへ出かけていくのもいいですが、たまには近場で楽しむの…

消えゆく「国鉄形」 痛勤ラッシュを支え続けて【28】

「うぐいす色」は山手線だけではない 古都を結んだ103系電車【1】 京阪神緩行線や阪和線、そして大阪環状線へと103系電車の新車が続々と送り込まれ、激しさを増すラッシュ輸送を支える存在として走り始めましたが、その後は新車を他の路線へ広がることはあり…

もう一つの鉄道員 ~影で「安全輸送」を支えた地上勤務の鉄道員~ 第二章 見えざる「安全輸送を支える」仕事・財布にはドル札、片手に英語の辞書【6】

財布にはドル札、片手に英語の辞書【6】 在日アメリカ軍の専用線路を担当していた頃は、最低でも月に一回は東高島駅の瑞穂埠頭や、田浦駅の横須賀基地へ行くことがあった。 このうち、横須賀基地はメインの場所からはかなり離れたところにあり、仕事が終わ…

走り抜ける「昭和の鉄道」 21世紀にも通じる車両の始祖・東急7700系(Ⅰ)

北は北海道から西は九州まで、いまやどこの列車に乗ってもステンレス車体の車両に乗ることができます。そのほとんどはペンキ要らずで、ステンレスの地肌をそのままにして銀色に輝かせ、アクセントと路線の識別のためにシンボルとなる色の帯を巻いています。 …

10月第5週~11月第1週のふりかえり

いつも拙筆のブログをお読みいただきありがとうございます。 おかげさまで、先週もたくさんの方にお読みいただきました。 さて、とうとう11月に入ってしまいました。2018年も残すところ2か月を切り、日に日に気温が下がってまいりました。風邪もそうですが、…

消えゆく「国鉄形」 痛勤ラッシュを支え続けて【27】

浪速の中心を回り続けたオレンジバーミリオン【2】 101系電車よりも後につくられたとはいえ、103系電車とて1960年代の設計なので老朽化はもちろん、接客設備の陳腐化も否めませんでした。対抗する私鉄は続々と新車をつくっては走らせるので、性能も接客設備…

もう一つの鉄道員 ~影で「安全輸送」を支えた地上勤務の鉄道員~ 第二章 見えざる「安全輸送を支える」仕事・財布にはドル札、片手に英語の辞書【5】

仕事・財布にはドル札、片手に英語の辞書【5】 ところが、私が担当していたのはアメリカ軍の線路だ。線路自体は日本のものだが、アメリカ軍が専用的に使うことになっている線路なので、当然アメリカ軍の管理下に置かれている。だから、民営化前の国鉄や、そ…