鉄道車両の構造・設備
いつも拙筆のブログをお読みいただき、ありがとうございます。11月の初めの投稿を最後に、更新が途絶えておりました。楽しみにしていただいている皆様、大変申し訳ございませんでした。 10月の終わりに体調を崩し、パソコンに向かうのもままならない状態にな…
《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info ■2000年代以後、冷房能力の肥大化 これまで、国鉄時代から民営化直後の頃までの、鉄道車両の冷房化およびその装置の歴史についてお話してきました。1990年代には、JRと大手私鉄は冷房化率100%を達成する…
《前回からのつづき》 JR東日本やJR東海が小型軽量で簡易な工事で済む集約分散式冷房装置を用いたのに対し、JR西日本も集約分散式冷房装置を用いて冷房化を推進しました。しかし、JR西日本の場合、国鉄から継承した数多くの車両を当分の間も運用し続ける計画…
《前回からの続き》 blog.railroad-traveler.info ■非冷房車の冷房化が急がれた1990年代始めの頃 1960年代終わり頃から始められた鉄道車両の冷房化は、国鉄・私鉄ともに年を追うごとに進められていき、利用者はより快適な輸送サービスを享受することになりま…
《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info ■大手私鉄・通勤用車両の場合 特急用車両が接客サービスの面で冷房装置を装備するのが一般的になっていった一方、通勤用車両については国鉄と同様に後回しにされました。特急用車両は特急料金を徴収してい…
《前回からの続き》 blog.railroad-traveler.info ■大手私鉄・特急用車両の場合 国鉄が優等列車で運用する特急形や急行形を中心に冷房装置を設置し、接客サービスの向上を図っていた頃、大手私鉄でも同様に優等列車として運用する車両を中心に冷房化が始めら…
《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info ■国鉄・JRの場合 国鉄が製造した多くの車両は、新製当初は非冷房のものがほとんどでした。特急や急行など、優等列車で使われた車両も、1960年代までは非冷房が当たり前だったのです。その状態に大きな変化…
いつも拙筆のブログをお読みいただき、ありがとうございます。 ブログの原稿を書く中で、「こんなことを書いてみたい」とか「あの車両のことを書こうか」などと思い浮かべたり、構想したりすることがあります。また、一度は書き起こしてみたものの、途中で行…