ゴールデンウィークの前半も終わりになってしまいました。
お天気にも恵まれていて、少しばかり暑い日が続いているのでエアコンで涼しい~お部屋でのんびりこもっているのももったいないので、今日は娘を連れてドライブをしました。
いわゆる、「家族サービス♬」です。
出かけるといっても、どこへでもホイホイと行けるわけではありません。
娘はまだ5か月が経ったばかり。いえ、ずいぶん大きくなったのですが、オムツの交換と授乳の時刻、そしてストレスなくできる場所となると結構制約があります。それを考慮しながら行き先を考えなければなりません。
でも、意外と楽しいです。
そんなことを考えながら本日は埼玉県所沢市にある「所沢航空記念公園」へ行ってきました。
所沢と飛行機?と思われる方もいると思います。
そりゃぁそうでしょう。何しろ飛行場とか滑走路らしきものなんてありませんから仕方ないですね。
第二次世界大戦前は旧陸軍の航空基地があったそうで、日本で初めて飛行機が飛んだのがこの所沢だそうです。終戦後はアメリカ軍に接収されてしまいますが、その頃から飛行場としては使われなくなってしまい、戦後しばらくして日本に返還されて公園ができました。
その名残か、この所沢航空記念公園の一角には、国土交通省の「東京航空管制部」が置かれていて、日本の空を飛ぶ飛行機が安全に飛ぶことができるようにコントロールしています。ちょっと前にはドラマにもなっていました。
さて、自宅から2時間近く車に乗って航空公園に到着!
駐車場は公園の周りに何カ所かあり、比較的多くの車を収容できるので、よほどの混雑した時期でなければすんなり駐められます。
もっとも、今回はゴールデンウィークの真っ只中だったので、駐車場待ちは覚悟の上で行きました。が、嬉しい誤算ですんなり入ることができました!
ご覧の通り、公園の中は緑がいっぱいです!!
芝生の広場もたくさんあります。
ここでレジャーシートを広げてお弁当を食べるのもいいです。
公園を歩いていると、大きな飛行機がお出迎えです。
この飛行機は航空自衛隊で「飛行点検機」として使われていたC-46。「空のデコイチ」という愛称でよばれていたそうです。
一見するとただの広場にも見えますが、実はこのエリアが滑走路の跡だそうです。
そのことを教えてくれる看板もありました。
公園の中には、 「所沢航空発祥記念館」という博物館もあります。
この博物館にはレストランもあるので、ちょっと一休みをするのにも使えます。女性用トイレの近くには、意外に広い授乳室も完備されていたので、小さいお子さんを連れていっても安心です。
せっかくなので見学してきました。
中に入ると、黄色く塗られて飛行機がお出迎え。
これも航空自衛隊で練習機として使われていたT-6。
見るからに古いデザインのヘリコプターです。シコスルキー社製のH-19。伊勢湾台風の時に災害派遣で多くの人命を救ったことで、ヘリコプターの差異が救助の有効性を世界に示した機種だとか。巨大なエンジンが操縦席の下にあったのにはビックリです!
こちらも古いヘリコプターでH-22で、別名「空飛ぶバナナ」。たしかに、バナナのような形にも見えなくもありません。
この形のヘリコプター、よく災害救助とかでもニュース映像でみかけます。👇
こちらは浜松で保存・展示されているV-107。救難ヘリで、救助などのニュースがあるとよく見かけました。
天井からも飛行機が吊られて展示されていました。陸上自衛隊で連絡機につかっていたL-5。セスナのような軽飛行機ですね。
ここにもヘリコプターが!UH-1というヘリコプターで、ベストセラーとなった機体です。今でも派生形が自衛隊や海上保安庁、民間で使われています。
まあこれだけ展示しているのも凄いです。で、入館料は大人510円は安いかな。
でも、パパとママは「すげー!」なんて興奮していても、娘はというと・・・「ほえ~」と言わんばかりの顔でした(; ̄O ̄)
記念館の前です。ここも芝生の広場で、親子連れがお散歩したり、バドミントンなど簡単なスポーツをして楽しんでいる姿が多く見られました。
帰り道に見かけた謎のタワー。なんでもテレビ塔だそうです。ちょっと不思議な形です。
冒頭にもお話しした東京航空管制部、通称「東京コントロール」の通信塔。たくさんのアンテナがあります。ここから、日本の空の半分をカバーして、空の安全を守るための電波が出ているのでしょう。
天気にも恵まれてよかったです。
遊園地などで思いっきり遊ぶのもいいですが、たまにはこのような広い公園で家族で遊ぶのも楽しいです。
今回はマイカーで出かけましたが、公共の交通機関でも行けます。というより、そちらの方がオススメかも知れません(;´Д`)
それにしても・・・埼玉って、本当に空が「広い」です!コンクリートジャングルに変貌した地元と比べると、本当に羨ましいです!!