旅メモ ~旅について思うがままに考える~

元鉄道マンの視点から、旅と交通について思うがままに考えたことを紹介します。

生涯に一度だけの表彰 20年後に知ったその真実とは・・・

今週のお題「表彰状」

 学業優秀、スポーツ万能!という絵に描いたような秀才でないので、「表彰状」というのに縁遠い私。大人になっても表彰されたことないので、今週のお題はスルーかな?とおもっていたら、ありました!表彰されたことが。

 それは小学校六年生の時のこと。
 夏休みの自由研究で、地元の国鉄線(今はJR線)の歴史を調べて、模造紙に年表やら考察やらを書いて提出しました。
 まあ、夏休みの宿題ですからね。国語や算数の課題も六年生となれば、そりゃぁ多いこと多いこと(今に比べれば、少なかったかもしれませんが)。オマケに自由研究だの読書感想文だの、工作だのとよくもまあ先生方はこれだけの課題を考えて出すものだと、違う意味で感心しもしました(; ̄O ̄)
 とにかく課題をこなして取りあえず出すことに必至。だいたい、夏休みが終わる頃になってたまった課題をまとめてヒーヒーいいながら片付けている私なので、自由研究なんて後回しもいいところでした。

 さあ、どうしたものか。
 よく「芸は身を助ける」といいますが、この時ばかりは運良く新聞の地方欄に、その国鉄線の歴史を連載したミニ特集があったので、それを片っ端から集めてはスクラップブックにし、模造紙に様になるように書きまとめました。
 夏休みが終わり、なんとか課題を提出。ふう、よかったよかった( ̄∇ ̄;)
 そして、廊下にはたくさんの自由研究の作品が掲示され、私のはもちろんですが他の同級生の作品も並べられました。同級生の作品はどれも素晴らしい出来で、それに引き換え自分の作品の出来の悪さを思い知らされたことを今でも憶えています。

 取りあえず「やっつけ仕事」的に作り上げ、提出したので私の中では自由研究はすべて終了~♪
 だったのですが、確か10月も終わりの頃の朝会で、「社会科作品展に出品した作品に賞状がきているから名前を呼ばれた児童は前に来るように」と司会の先生が話し、次いで学年が下の児童から名前が呼ばれ始めました。そして、なんと私の名前も呼ばれてビックリ!!
 いつの間にか、私の「やっつけ仕事」でつくった自由研究の作品が、市の社会科作品展に出品されていたのです。
 そして、全校児童の前で、校長先生から賞状を頂きました。私は六年生で、3学級あるうちの3組だったので、一番最後に賞状をいただいたものだから、ある意味目立ちまくりでした( ̄∇ ̄;)

 後にも先にも、表彰されたのはこの一度きりです。
 小学校生活の中で、「いい思い出」になりました(*^▽^*)

 

 と、思っていたのはつい10年くらい前まで。

 

 表彰されてから20年が経って、今ではその頃と逆の宿題を出す立場になって知った事実!
 自由研究の作品は、学校内で教員が審査をして所定の点数を作品展に出品しています。そして、出品された作品にはもれなく賞状がもらえる!という衝撃的な事実!!
 教える立場になって、ある意味ショック(>_<)

 時として、事実は知らない方が幸せなこともあるもんですね。

 とはいえ、やっつけ仕事的につくった作品を評価してくださり、作品展に出して貰ってこういうチャンスをつくってくださった当時の先生方に感謝です(^^)

 ちなみに、今ではその経験を話して誰もにもチャンスがあること、チャンスを活かすのは他ならぬ自分自身だと言うことを話して、子どもたちのやる気を引き出しています(;´Д`)