今週のお題「修学旅行の思い出」
まだまだネタが尽きない「修学旅行」。今週のお題も明日(金曜日)で変わるので、駆け込み乗車的にまたまたお話ししたいと思います。
今回も最後までお付き合い頂けると嬉しいです。
3年ほど前の秋、またもお仕事で修学旅行に行きました。
はい、お仕事です。
それまで過去3回、修学旅行に仕事で行きましたがどれも晴れていました。ところが、この年だけは朝から曇り空。しかも、いまにも雨が降りそうだったんです。そんな空模様だったので、私は行きの列車の中でイヤな予感がしていました。
修学旅行列車は武蔵野線~高崎線~東北線と進んで、宇都宮駅で停車しました。
ぱっと空を見上げると、なんということでしょう、出発したときよりも空の色が暗かったのです。こりゃぁ、ますます天気が心配だなぁと思いました。せっかく楽しみにしていた修学旅行、天気が悪くてイヤな思い出しか残らなかった、なんてことになってほしくないですからね。
それに、11月の日光はほんとうに寒いんです。私自身も修学旅行に行ったのは11月だったのですが、あまりの寒さに震え上がった思い出しかないですから。
でも、天気はほとんど絶望的でした。
そして、日光駅に着くとやっぱり曇り空。それどころか、標高が高いせいもあって、霧の中だったんです。
まあ、それでも東照宮はなんとかなるかと思っていたら・・・
甘かったです!
なんと、平成の大修理とかで陽明門にはカバーが掛けられていました。
あの煌びやかな陽明門を見せてあげられないとは!!
修理なので予め分かってはいたのですが、天気に気を取られてしまいすっかり失念していました。それでも、事前の学習で陽明門は修理中ということを分かっていたのか、仕方ないよな~という雰囲気。
それなら、華厳の滝だ!
あの滝の姿を見て、思い出に残してもらおう!
そう考えながらいろは坂を登っていくと、ますます天気が悪くなる一方。もはや20m先も見えないほど霧が立ちこめていました。そして、これは予想していたんですけど、やっぱり寒い!!
そして、展望台に降りていくと、悪い予感はドンピシャリと大当たり。こんな予想、当たらなくたっていいのに~と心の中で嘆いても、天気はどうにかなるものでもないですからね。
おまけに雪まで降っていました。
もちろん、華厳の滝は霧の向こうでまったく見えませんでした。
さすがに口々に「うそ~」「ええ~」と残念がる声。ほんと、気持ちはよく分かります。できれば華厳の滝だけでも見せてあげたかった。
1泊2日の修学旅行、結局2日間とも天候に恵まれず、霧か雨か雪でした。そして、一番見応えのある名所がことごとく見えない、観られない、という散々な結果。いったい何しに行ったのかさえ分からない修学旅行になってしまいました。
そんなのアリか!?と、連れて行った大人ですら思ったのですから、子どもたちはもっと思ったことでしょう。あまりにも残念すぎる修学旅行でした。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。