旅メモ ~旅について思うがままに考える~

元鉄道マンの視点から、旅と交通について思うがままに考えたことを紹介します。

1年間のご愛読、ありがとうございました。

広告

 いつも拙筆のブログをお読みいただき、ありがとうございます。

 2020年も残すところ、あと僅かとなりました。

 1月に年が明けて、2020年という年は東京オリパラが催される「オリンピックイヤー」になり、賑やかさと慌ただしさに包まれる一年になるであろうと想像していました。

 ところが、賑やかさはどこかへ吹っ飛ばすには十分の、新型コロナウイルスによってこれまでに経験がないことの連続で、もはやあただただ慌ただしさだけが襲いかかってきただけだったような気がします。

 人類の歴史の中で、未知の感染症が大流行することはこれまでにも何度もあり、多くの犠牲者を出してきました。もちろん、犠牲になって命を落とす人が皆無であることがもっとも良いことですが、残念ながら現実はそうではありません。

 しかしながら、人類はこうした難局を乗り越えて、今日の繁栄を築いてきました。

 きっと、この新型コロナウイルスも人類は乗り越えていき、これまで以上に幸福と繁栄に満ちあふれた世界になっていくことでしょう。

 

 さて、今年も1年間、ご愛読をいただきありがとうございました。

 多くの皆様にお読みいただき、応援していただいたおかげで、楽しく記事を書かせていただきました。中には誤字脱字もあり、文法的にも「変」な部分があったかも知れません。どうぞ、寛大なお心を持ってご容赦いただければ幸いです。

 それとともに、多くに皆さまのブログを拝読し、とても勉強させたいただきました。短い文章に写真を添えられていたり、意欲的に写真撮影をされていたり、そして旅行記など小生にない視点で書かれている記事は、読むにつれて「おお、なるほど」と考えることも多くありました。引き続き、新しい年に発表される記事を心より楽しみにしております。

 

 今年は新型コロナウイルスの影響もあって、鉄分の補給が昨年にくらべてさらに減ってしまいました。代わりに、様々な資料を読むなどして書いていく「書き鉄」に化していましたが、それぞれの楽しみかたの一つなのかなあ、と勝手に思っております。

 そのことが奏功したのか、2020年もイカロス出版社より発刊されております季刊「j train」誌に、原稿を執筆させていただく機会をいただきました。

 通算80号という節目の巻で、いまや貴重な国鉄形直流電機となっているEF66に関して、メカニズムの面での解説をさせていただいたのは、とても光栄なことでした。それも、このブログで培ってきた力も大いに役立っていると思います。

 2021年も引き続き、当ブログを中心に、いろいろな角度から眺めた記事を執筆していきたいと思います。

 

 来年も、引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

 末筆ながら、新しい年が皆さまにとってご多幸の一年となることをお祈り申し上げます。また、新型コロナウイルスにかかられ、今なお闘病生活を送られている方、そしてご家族の皆さまに心よりのお見舞いを申し上げます。

f:id:norichika583:20201230160258j:plain

2019.11.30  3064レ 新鶴見(信) EF64 1009【愛】(筆者撮影)