旅メモ ~旅について思うがままに考える~

元鉄道マンの視点から、旅と交通について思うがままに考えたことを紹介します。

さらば札沼線末端区間【7】 《鉄路探訪》かつての「赤字83線」から、都市圏輸送を担う電化路線へと進化する鉄道・札沼線

百合が原-あいの里教育大 百合が原駅から再び直線となって、列車は北へと向かっていく。線路の両側には一戸建ての住宅が整然と建ち並んでいるが、右側には住宅の奥に雪が積もって一面真っ白な土地が広がっている。冬季は当然、農作業はできないか雪が積もる…

この1枚から ノーシル・ヘッダーのデハ3500・1987年の蒲田駅

いつも拙筆のブログをお読みいただき、ありがとございます。 東急電鉄といえば、いまや当たり前になったステンレス王国を早い時期から築いていました。日本初のオールステンレス車である7000系を筆頭に、数々の新機軸を取り入れた車両を世に放ち続けていまし…

この1枚から 関門の「豪華4両立て」・1991年頃の四重単

いつも拙筆のブログをお読みいただき、ありがとございます。 本州と九州の間を走る列車は、海底トンネルである関門トンネルを通過しなければなりません。そして、この間を通過する客車列車や貨物列車は、下関駅または幡生操、そして門司駅で必ず機関車の付け…

この1枚から 見ても乗っても楽しかった相鉄の鋼製車・相鉄6000系

いつも拙筆のブログをお読みいただき、ありがとうございます。 相模鉄道といえば、最近はJR東日本との相互直通運転を始めたり、東急線と相互直通運転を目指して新線を建設したりと、話題の絶えない鉄道事業者です。これらの運転に備えて新車も増備中ですから…

さらば札沼線末端区間【6】 《鉄路探訪》かつての「赤字83線」から、都市圏輸送を担う電化路線へと進化する鉄道・札沼線

新琴似-百合が原(2) 一度改札口にいってみあると、なるほど改札の外にはいすが並べられていて、列車の到着を寒い思いをすることなく待つことができる。しかも、自動改札機の真上には、到着する列車の行き先と発車時刻を知らせる液晶モニターがあり、さら…

この1枚から 東急線に8000系がいた頃・1986年頃の多摩川園駅

いつも拙筆のブログをお読みいただき、ありがとうございます。 このタイトルをご覧になって、「懐かしい」と思われた方は、恐らく古くから東横線・目蒲線沿線にお住まいの方か、筆者と同年代くらいのファンの方だと思います。 多摩川園駅は、現在ではその名…

この1枚から 1984年夏の青梅線奥多摩駅・国鉄EF15

いつも拙筆のブログをお読みいただき、ありがとうございます。 筆者(私)が小学生の頃、夏休みのレジャーといえば川遊びが定番でした。父は仕事でほとんど家を留守にしていて、母は祖母の介護で出かけることもままならなかったので、代わりといってはなんで…

この1枚から 天竜川の畔にたたずむキハ20

首都圏に生まれ育った筆者(私)にとって、気動車とはあまり縁のない存在でした。物心ついたときには、オールステンレス車が数多く走る東急線に乗り、電気機関車や貨車が数多く集まる操車場の近くに住んでいたので、列車=電車というのが当たり前だったので…

この1枚から 三つの時代を走り続ける旧型客車・国鉄オハフ33

いつも拙筆のブログをお読みいただき、ありがとうございます。 近年、静態保存されていた蒸気機関車を再整備して、動態保存という形で復活する例が多くなりました。つい最近では、京都・梅小路にある京都鉄道博物館に収蔵されていたD51・200号機が復元整備さ…

この1枚から EF58 61が牽く客レの「踊り子」

いつも拙筆のブログをお読みいただき、ありがとうございます。 夏の繁忙期になりますと、多くの乗客を運ぶためにありとあらゆる列車が運転されます。予め運転する月が設定されている季節列車や、特定の日だけに運転をする臨時列車など様々です。 ことレジャ…