いつも拙筆のブログをお読みいただき、ありがとうございます。
普段は鉄道に関するお話をさせていただいております、どちらかというと「書き鉄」なのですが、巣ごもりしながら書いてばかりも健康によくない(?)ので、ごくたまに撮影にも出かけます。
今回は2021年初の撮影となった「撮り初め」で捉えた拙作をご紹介したいと思います。
2021年撮り初めのターゲットとして選んだのは、やはり今年の3月で定期運用を終えるとアナウンスがされている、JR東日本に最後まで残った国鉄形特急電車である185系です。
いろいろと思い入れのある車両なので、最後の機会とばかりに時間を見つけては記録に収めています。
2021年1月2日 3065M・踊り子5号 185系A8編成 武蔵小杉-新鶴見(筆者撮影)
天気はよく、空には雲一つなかったので光線あたりはよかったのですが、冬の低い日差しがまともに当たってしまい、白い車体がハレーション気味なってしまいました。
2021年1月2日 839S E217系Y-135編成 武蔵小杉-新鶴見(筆者撮影)
こちらも、そろそろ引退が始まろうとしているE217系です。これが登場したとき、筆者は今とは違う仕事をしていました(実は今の仕事では珍しい「転職組」なんです)。
もう20年ほど前のことで、113系に混じってこれが走っていた時代、横須賀線で通勤していたのでこれがやってくると思わず大きな溜め息をついてしまったものです。
やっぱり、筆者にとって横須賀線はボックスシートがある113系だったので、E217系の硬くてお尻が痛くなるロングシートはあまり好きになれませんでした。
良くも悪くも若い頃の思い出がたくさんある車両でもあります。
2021年1月2日 3065M・踊り子5号 185系A8編成 武蔵小杉-新鶴見(筆者撮影)
どうしても遠景に高層ビル群を入れたかったのですが、ピント合わせが甘かったようで、肝心な列車ではなく高層ビルの方にピントが合っていました。かなり残念な写真担ってしまっていたので、近いうちにリベンジをしたいと思います。
2021年1月2日 3065M・踊り子5号 185系A8編成 武蔵小杉-新鶴見(筆者撮影)
最後にバックショットです。
こちら逆光になるのですが、なぜかこの写真の方がピント合わせが上手くいっていました。(といっても、まだまだですが)
185系が走る線路が横須賀線、そして撮影した跨線橋の下あたりに分岐器があり、そこから分かれている線路が右側未見えています。これは上り線ではなく、分岐した東海道貨物線の南行線です。この先、横須賀線は新川崎駅に入りますが、東海道貨物線は新鶴見信号場へと進入していきます。
この線路はつい最近まであまり使われず、日中に山手貨物線経由でやってくる貨物列車か、朝夕のライナーぐらいしか走っていませんでした。それが、2019年から埼京線と相鉄線の列車がここを走るようになり、武蔵小杉界隈もかなり賑やかになってきました。
踊り子の遠方に見えるのは、新川崎駅の超高層ビルたち。左側にある一番高い建物はタワマンです。右側のビルは商業ビルで、筆者が中学生のときに完成し、川崎市内で唯一の超高層ビルでした。
いまや市内には、武蔵小杉以外にもあちこちでタワマンが建つようになりましたが、実のところその周辺のインフラが追いついていない現状があり、この先どうなるんだろうと少しばかり心配でもあります。
すみません、少し話が逸れてしまいましたが、185系がこうして走るのも残り僅か。可能な限り記録に留めておきたいと思います。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
あわせてお読みいただきたい