2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧
いつも拙筆のブログをお読みいただき、ありがとうございます。 新年度に入って早くも1か月が経ちました。 ブログの執筆も、4月以降はなかなか手が付けられない状態が続いており、さて、どうしたものかと思案に明け暮れてしまっております。まあ、趣味のひ…
《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info 7200系アルミ車がこどもの国線で来園客を中心とした輸送に勤しんでいた頃、長津田で接続している田園都市線の混雑の激しさは深刻な状態になっていきました。開通当時は人家もほとんどなく、未開の山々や農…
《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info 愛知県の豊橋鉄道は、7200系を数多く購入した鉄道事業者です。名鉄系でありながら、東急から7200系の譲渡を受けて、1800系と形式を変えて今もなお運用を続けています。また、同じ東急グループの上田交通も…
《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info トラック輸送で使われるトラックには、前述のように精密機械輸送に特化したエアー・サスペンションを装備した車が多くあります。これは、一般用のリーフサスペンションに代えて、空気ばねを装備したもので…
《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info 1987年になると、今度は大井町線からも退いていきました。1986年から東急初のVVVFインバータ制御車である9000系が増備され、さらに1988年には将来のみなとみらい線直通を見据えて新たに製造されたデハ8590…
《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info 7200系は、新製されたときは冷房装置のない非冷房車でした。1960年代の製造だったので、当たり前といえばそれまでですが、1970年代に入るとそれが少しずつ変化していきました。国鉄では特急用の優等列車に…
《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info 7200系のもう一つの特徴として電動車は1両で完結することだといえます。吊り掛け駆動を採用していた旧型車の時代は、主制御器と主抵抗器といった主機類と、空気圧縮機などの補機類は1両の車両に搭載するこ…
いつも拙筆のブログをお読みいただき、ありがとうございます。 以前は休日になると家族を乗せてマイカーで出かけることが多かったのですが、2年ほど前から今の職場に移ってからは車通勤になったことで、運転をする機会が極端に多くなってしまいました。ガソ…
《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info 1967年に登場した7200系は、東急電鉄として2番目のオールステンレス車でした。 7200系では、7000系のような全電動車ではなく、電動車と付随車の比率を1:1とすることで経済性を重視した設計としました。こ…
《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info 7000系の設計は技術提携を結んだバッド社の指導のもとで進められたので、それまでの日本の鉄道車両とは一線を画するものでした。車体断面は合理的な思想を優先させるアメリカの会社らしい、単純な構造にな…
いつも拙筆のブログをお読みいただき、ありがとうございます。 今でこそ、鉄道車両の多くはステンレス鋼を使うことが当たり前になっています。ステンレス鋼は普通鋼と比べて腐食に強く、そして軽量であること、そして塗装を必要としないメリットがあります。…
《前回からのつづき》 1989年に新たなピギーバック輸送用車運車として開発されたクム1000系は、コキ100系と併結が可能な性能をもつ車両でした。応荷重装置付電磁自動空気ブレーキを装備し、最高運転速度110km/hでの運転を可能にしました。台車もコキ100系と…
《前回からのつづき》 1986年から本格的にピギーバック輸送がはじめられましたが、実際にはそれ以前から研究が進められていました。1966年に試作されたクサ9000形は、トレーラーの荷台部分のみを積載するピギーバック用車運車でした。 クサ9000形は「カンガ…
いつも拙筆のブログをお読みいただき、ありがとうございます。 21世紀も四半世紀が経とうとしている今日、貨物列車といえばコンテナ輸送がその主役です。コンテナは貨物駅でトラックに積み替え、荷主が指定した場所と時刻に集荷と配送ができるので、かつての…
《前回からのつづき》 ワキ1形は小口貨物や宅扱貨物といった少量貨物を効率よく輸送することや、専用の列車として特定の路線と取扱駅に限定して停車する運用を続けたたことや、戦前から戦時中に酷使されたことから老朽化が進み、戦後になり置き換える必要が…