旅メモ ~旅について思うがままに考える~

元鉄道マンの視点から、旅と交通について思うがままに考えたことを紹介します。

3月第5週のふりかえり

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 みなさまこんばんは。

 いつも拙筆のブログ「旅メモ」をお読みいただき、ありがとうございます。

 平成30年度も終わり、いよいよ新年度がやって来ます。平成31年度はわずか30日で終わりとなり、新しい元号のも発表になります。(この記事を執筆している時点では、まだ新しい元号は発表されていません。)私は仕事柄、文書にはすべて「元号」で日付を書くので、元号が変わると少々混乱しないかと心配しております。

 まあ、杞憂に終わればそれに超したことはありませんが。

 さて、3月第5週もたくさんの方にお越しいただき、お読みいただきました。

 が、この週はいつもにもない大きな「変化」がりました。

 と申しますのも、今回は多くの方にお読みいただいた記事のほとんどが、EF200形電機機関車関連のものでした。去る3月29日、検査切れになった僚機が次々と引退していった中、既に定期運用をもつこともなくピンチランナーとしての役割を担いながら、最後まで残っていた18号機がラストランの運用に就きました。

 

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 1990年に新しい時代に相応しい性能とデザインを与えられた電気機関車として誕生して以来、29年間の歴史に幕を閉じたのでした。その影響もあって、私が執筆したEF200の記事を、実に多くの方のお目に触れたというのは、この機関車にかかわった者の一人として嬉しい限りです。

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新鶴見機関区構内の検修庫線に並べられたEF200-901とEF500-901と一緒に写る筆者(EF200の左側)。この時、どういう理由で並べられていたのかは定かではないが、恐らく報道関係の取材か何かで庫から引っ張り出して、このように並べておいたのだろう。この日、筆者は現場調査か何かで新鶴見を訪れており、たまたま見かけた新鋭機のならびを見て、同僚とともに記念(?)写真を撮ったと思われる。右側で話しているのは機関士と機関区の職員、そして本社技術開発部の担当者で、それぞれ着用している制服が異なる。(1991年冬頃の撮影)


 詳しい内容はこれらの記事に譲るとして、このアクセス数を見る限り、いかにこの機関車が多くの人から愛され、そして関心をもっていただいていたのかが窺われます。その半生こそ不遇というか、悲運ともいえるものでしたが、こうして最後を飾れたのは何よりだったといえるでしょう。

 わずか21両という小所帯でしたが、21両すべてが大きな事故によって廃車とならず、(故障による再起不能での廃車はったとしても)最後までのその天命を全うしたといってもいいのかも知れません。

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 さて、本日より新しい年度が始まりました。

 毎年のことですが新年度が明けると、筆者は怒濤の忙しさに巻き込まれます。特に今年は娘が保育園へ通い始めるので、そうした意味でも余裕がなくなってくると思われます。

 そのため、これまで毎週3回(火、木、土)、記事を更新しておりましたが、4月と5月は週2回(水、土)の更新とさせていただきます。(臨時で記事を更新することはありますが、原則として2回となる予定です)
 また、これまで1週間ごとに「ふりかえり」として、週間のアクセス数の多い記事を紹介してまいりましたが、1か月ごとのふりかえりとさせていただき、アクセス数の集計を5個から10個へと変更いたします。

 いつも楽しみにしていただいている皆さまには申し訳ありませんが、ご理解のほどお願いいたします。

 それでは、今月も引き続きよろしくお願いいたします。